HRVが上がるとHbA1cがどれだけ下がるのか 、ということが気になったので、研究データを元にChatGPTで推定してもらった。
自分はFitbit Inspire 3で、睡眠時のHRVを測定しているので、睡眠時HRVとHbA1cの相関としている。
ちなみに、既存の研究は、HbA1cが上がるとHRVが下がる、ということのみ。
後述するが、HRVが上がるとHbA1cが下がる傾向があるという。
ややこしいけど。
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■ 睡眠時HRVと HbA1c の推定
健常(HbA1c 5〜6%):40〜60ms
7%:30〜44ms
8%:23〜36ms
9%:18〜28ms
■ 推定の根拠(研究ソースつき)
● 健常:HRVは最も高い
Benichou 2018(メタ解析)
健常 RMSSD:約30ms
糖尿病 RMSSD:約18ms(40%低下)
● HbA1cが上がるほどHRVが直線的に低下
Maser 2003
HbA1cとHRVの「負の直線相関」
● 大規模研究でも再現
Liao 1995(ARIC:1,933名)
HbA1c 7.5〜8%層でHRVが低い
● 睡眠HRVは日中測定の1.5〜2倍
(生理学的な一般知見)
■ 仕組み(1行)
健常30ms → 糖尿病18msの落差をHbA1cで直線補間し、睡眠HRVへ(×1.5〜2)換算した推定。
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グラフをChatGPTに生成してもらった。
(相変わらず引出線が変。)
この推定は、自身の測定値とピッタリ一致している。
HRVが上がるとHbA1cが下がる傾向がある、ということについては、下記のような根拠があるとのこと。
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HbA1cが高いほどHRVが低いことは、Liao1995・Maser2003・Benichou2018(メタ解析)で一貫して確認されています。
交感神経優位はインスリン抵抗性を悪化させることが生理学的に確立しています。
HRV上昇=副交感神経が働く → インスリン抵抗性が改善方向 → HbA1cが下がる傾向、という流れで説明できます。
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