“HRV×HbA1c”の基礎文献

2025年11月19日水曜日

健康についての仮説

自分は太っていないけど、遺伝的な糖尿病のようだ。

ChatGPTでいろいろ質問して、HRV(心拍変動)とHbA1c(直近1〜2ヶ月間の血糖の平均的な状態を示すもの)に相関があることを知った。

ということは、HRVの値が良くなったらHbA1cが下がるんじゃないの?と安易な気持ちで試行錯誤してみることにした。

Fitbit Inspire 3を就寝時に着用することで、HRVを測定している。

自分自身の血液検査の結果とHRVの相関をプロットしてみているが、今のところ、よく分からない。

ということで、今一度、どういう研究結果があるのか、ChatGPTに教えてもらうことにした。


ChatGPTによると、糖尿病分野で頻繁に引用される“HRV×HbA1c”の基礎文献がこの3つ。

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以降のレビュー論文でも、この3本が繰り返し参照されるため「定番」と扱われる。

1. Liao et al., 1995
“Association of Cardiac Autonomic Function and Glycemic Control in Diabetes”
Diabetes Care, 1995.
初期に「HbA1c↑ → HRV↓」を明確に示した古典的研究。

2. Young et al., 2002
“Reduced Heart Rate Variability Is Associated With Poor Glycemic Control in Type 2 Diabetes”
Diabetologia, 2002.
24時間HRVで同じ傾向を再現。夜間HRVの低下も確認。

3. Ziegler et al., 2004
“Relationship Between HbA1c and Cardiac Autonomic Neuropathy Assessed by Heart Rate Variability”
Diabetologia, 2004.
HbA1cの高さは自律神経障害(HRV低下)の独立危険因子と結論。
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繰り返し引用される理由は、
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・初期に明確な逆相関(HRV↓ ↔ HbA1c↑)を示したため。
・対象者数が比較的多く、統計的に信頼できる設計だったため。
・その後のレビュー論文が必ず引用しており、事実上の基準文献になったため。
・再現性が高い(後続の多くの研究が同じ結果を得ている)。

1995(Liao):初めて逆相関を明確化
2002(Young):24時間・夜間HRVでも再現
2004(Ziegler):HbA1cは自律神経障害の“独立したリスク”と証明

この3本で「HRVとHbA1cの関係は確実に存在する」という流れができた、という位置づけになります。
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ということらしい。

HRVが上がったらHbA1cが下がる、とは誰も言ってないみたいだけど。


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