手取りを増やすことを主張している政党があるが、収入が増えて支出が増えると、物価が上がる。
シリコンバレーのランチは、$10から$20に上がったそうだが、所得が増えても、生活が楽になるとは限らないのではないだろうか。
一方、定常化社会という考え方もある。
日本の元禄時代は、定常化社会だったという。
元禄時代は、所得が増えなくても、芸術などが発展した。
ちょっと前、メイカーズムーブメントが起こったが、元禄時代との共通点があるのではと思い、ChatGPTに答えてもらった。
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✅ 元禄文化とメイカーズムーブメントの共通点
1️⃣ 中央からの自立
上から与えられるものではなく、庶民・個人が主体となって創造。
2️⃣ 遊び心と技術の融合
高度な技法にユーモアや洒落を込めた、生活に根ざしたものづくり。
3️⃣ 共感とコミュニティ重視
貨幣価値より「つながり」と「面白さ」を優先。
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さて、個人的に、宇沢弘文さんの思想が好きだ。
ノーベル賞を受賞したスティグリッツは、若手時代に宇沢弘文の影響を直接受けたという。
宇沢弘文さんの思想は、下記のような感じ。
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1️⃣ 社会的共通資本
人間が豊かに生きるための環境・制度・文化は、市場任せではなく 公共が世代を超えて守るべき共有財産。
2️⃣ 成長主義の批判
経済成長や効率の追求だけでは幸福になれない。
持続可能で調和のとれた社会が目標。
3️⃣ 人間中心の経済学
経済は人間の幸福と社会の調和のための手段であり、人間や自然を犠牲にする「経済成長」は本末転倒。
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ちなみに、今の政党で、宇沢弘文さんの思想に近いのは、れいわ新選組なんですけどね。
当面、議席は増えそうにない...
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